Satellite T11にLinuxを入れてみた〜前置き編 [PC]
旧型ノートPCをLinuxで復活出来るか、の実験企画。
実験台の第一号は東芝製XPノートパソコン『dynabook Satellite T11』です。
知人から戴いた、と言うか不用品として処分を任されたもので、液晶に白い横筋が入るし起動や動作が不安定、といういわゆるジャンク品。
横筋は気にしないことにして、不安定ながらも使えないことはなかったのでだましだまし使っていましたがHDDがクラッシュして立ち上がらなくなってしまいそのまま放置していたもの。
XPのサポート終了を機にLinuxへの乗り換えに関する記事を目にするようになり、実験台にちょうど良さそうだったので試してみた訳です。
スペックはと言うと、Celeron M 350の1.30GHzでメモリはDDR-PC2700の512MB。
XP搭載のノートPCとしては、わりとありがちな構成かと。
どう考えてもXPより新しいWindowsを入れるのは無理なスペックですが…
結論から言います。
それでもLinuxならなんとかなってしまいます。
問題は搭載ドライブがCD-ROMオンリーだということ。
DVDドライブが無いので1DVDLinuxは起動出来ません。
起動出来ないとインストールも出来ません。
ならライブUSBはと言うと…
調べてみましたが、どうやらUSBブートには対応しておらず、それならと『Plop Boot Manager 』を試そうとしたらFDDがありませんでした(^^;;
Satellite T11はカスタムメイドでDVDドライブを搭載出来たようですが、普通は通常構成で買いますよね。
無い物ねだりをしても仕方ないですし、DVDドライブを購入してまで使うほどのものでもないだろう、と。
まぁ、ライブCDを使えばいいだけのことなんですけどね。
CD-R一枚に収まっている軽量版のディストリがたくさんありますから。
実験台1号のSatellite T11はあまり高性能なわけでもないので、軽量版Linuxの方が合ってるのかもしれませんし。
ただ、1DVDのディストリでもこのスペックでも動きそうなものが幾つかあったので試してみたかったかな、と。
PCカードからなら起動出来るようなので、なんとかなるかもしれませんが…
もしなんとかなったら、それはそれでレポートします。
で。
次回は実際にLinuxを入れてみてどうだったのか、ってところを書いてみたいと思います。
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